長編小説『雪の残り』を最後まで読んでいただいてありがとうございます。この文量で400字詰め換算で308枚になります。プロにとっては単行本1冊にもならない量ですが、素人にとっては結構な量ですので、無事に最後まで書き上げられてほっとしています。
つまらないことで悩んだり、絶望したり、歓喜したり。そんな決して大人とは言えないけれど子供ともいえない年代を主人公した何も起きない青春小説を書きたいというのが発端でした。でも、同時に、そういうのって大人になってからも本当にできないのかな、とも思うので、機会があれば同じテーマでもう少し上の年代を主役に書いてみたいなぁと思っています。
自分が思った通りの小説を書ききれたと言い切るほどの腕はないですが、最後の「未来ってのは楽しみ」という一言を書きたいがための三百余枚。それが実現できただけでほっとしています。
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