まずはショートショート30本


  このサイトは、私、弐式が趣味で書いている自作小説を公開しているサイトです。初めて小説らしきものを書いたのは高校の頃で、それからはしばらくちまちまと書いている時期があって、しばらく全く書かなくなっての繰り返しでした。おかげで、あれからそれなりの時間が経っても全く上達していません。

 

 それでも、誰かに読んでもらいたい願望は捨てきれず、2012年にブログを立ち上げ、2017年からこのサイトでの掲載を始めました。まぁ、特にアクセス数を上げるような努力もしていないので、読者の数は低空飛行で、何かの間違いで検索に引っかかってサイトに誘導されたかたばかりなのでしょうが、これもご縁と思い読んでいただければありがたいです。

 

 さて、『財宝は地下迷宮の奥に』で公開しているショートショートが30本目となりました。私個人は掌編小説とか超短編とか、ショートショートとか呼ばれているような小説を好んで書いているわけではない……というよりも、そういう小説の定義がよくわからないので、自分が書いている物がそうだ、という自信がない、というのが実際のところです。

 

 このサイトでは400字詰め換算15枚以下をショートショートとしています。実際問題、原稿用紙10枚くらいというのは意外に多いです。経験上、原稿用紙の枚数での文字数(枚数×400字)の75%くらいが実際の文字数と考えていますので、15枚だと約4500字位は書けることになるので、これは多い。でも気が付くと、そのくらいの文字数はあっさりと越えてしまいます。正直、自分がショートショートと呼んで書いている物は、ただのあらすじか、必要情報をこそぎ落として鳥ガラみたいになっただけの代物ではないかと思えます。

 

 このサイトのショートショートは、弐式というのはこういうのを書いている人ですよという名刺代わりに置いてある感じですので、興味を持ったら比較的長い作品にも興味を持っていただければ幸いです。

 

2018年1月8日 弐式